ソーラー発電は何年で元が取れるの?

知人の話で恐縮ですが、築3年ほどの新しい住宅にソーラー発電システムをリフォームによって導入した方がいまして、そちらのご家庭の電気代は、売電効果が効いて、年間ベースで電気代がほぼ0円となっています。こちらは平日の日中、お宅に誰もいないので、その時間帯に発電した電気のほとんどが電力会社に売電されていることになります。

こうしたケースはソーラー発電を導入しているご家庭ではけっして珍しいことではありません。ただし、数年前まで主流だった3kw程度のシステムだと発電量が少なく、年間ベースでここまで効率的な省ランニングコスト環境はつくることは難しいようで、やはり4kw程度のソーラー発電システムを導入しなければなりません。もちろん住まいの規模で4kwを下回るのは良いのですが、発電量をシミュレーションして高熱費をゼロにできる計算をあらかじめしておく必要があると言うことです。

ソーラー発電は、故障や機器の入替えなどが発生しなければ、20年ほどで元を取ることができます。4.4kwのソーラー発電システムが仮に286万円かかったとして、これを20年でペイするとなると、年間で14.3万円の電気料金に相当する発電量が見込めれば達成できますが、よほど日中に電気を使うご家庭でない限り、難しい数字ではありません。こうしたちょっとした夢が見られるところも太陽光の魅力ではないでしょうか。

ただしこれも、太陽電池の出力能力が低下することなく、パワーコンディショナーの交換がなければの話ですので、こうしたアクシデントが発生することも頭に入れて考えると、元が取れるまでの年数はもう少し先になるかも知れないですね。

その意味でも機器の定期点検は、たとえ有料であってもきっちり行なうことが大切なのです。

太陽光発電は確かに故障しにくい特性を持つ設備ですが、全くそれがないとは言い切れませんし、むしろこのシステムを「メインテナンスフリー」と表現するのは今や禁句という風潮もでてきているのです。

個人宅だけでなく事業所でも大規模なソーラー発電を導入するケースが増えてきて、私たちとこのシステムとの付き合い方も新しい段階に入ったと言えるでしょう。その新しい段階でのテーマは、「しっかり保守管理を実施して、システムの長寿命化に努める」ということです。その意識をもって、なおかつ実践されていけば、ソーラー発電で元を取るということは無茶な考えではないということが、実例としてもっと証明されてくことになるのではないでしょうか。

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