ソーラー発電の発電量はどれくらい?
ソーラー発電の発電量については、地域、屋根の角度、方位、隣地・周辺の建物の影響など様々な要件で変わってくることもあり、ユーザーが誤った解釈をしてしまうのを避けるためなのか、明快な発電量に関する情報を調べるのに結構手間がかかります。
地域で開催されるメーカーや電力会社主催の太陽光発電のセミナーなどに出席すると、その地域ごとの太陽光発電の過去データを知ることができますので、機会があれば参加してみると良いと思います。
ちなみに4kw程度のソーラー発電システムを搭載した場合の年間予測発電量は、4500kwh~5400kwhといったところです。これを電気料金に置き換えると、固定買取制度で売電単価を48円/kwhでみた場合、おおよそ17万円~20万円前後の換算電気料金になってくるようです。ただし、自家消費量と売電量の比率やそれぞれの電気の単価などが絡んでくるので状況によって数値が変わってきますので、大まかな目安として見ていただくと良いと思います。
少し話が横道に逸れますが、システムの容量という点で言えば、数年前はソーラー発電システムの容量は3kwというのが一般的でした。しかしある程度売電をして電気料金を抑えていくということを考えるなら、4kw程度のシステムでなければという流れに変わってきています。全国の平均システム容量が3.59kwということで、地域要件や住宅の規模にもよりますが、少なくとも平均で3kwを超えているのだということは頭に入れておいた方が良いでしょう。
最近では太陽光発電の建売住宅も見かけることが多くなりましたが、コストダウンのため3kw程度のシステムに抑えられている物件も見かけます。こうした物件の購入を検討する際は、どの程度の発電量を見込んだシステムなのかをかならず確認してほしいと思います。
話を発電量に戻しますと、温暖な地域と比べて寒冷地は、ソーラー発電に向かないのではと考えがちですが、データ実績で太平洋に面して雪が少ない帯広あたりと四国の高松市とが、ほぼ同等の発電量となっていることからも、温暖か寒冷地かで向き・不向きは決められません。太陽電池は高温時に発電量が落ちる特性があり、年間でみても5月がいちばん発電するのです。そのような理由からソーラー発電システムは、寒冷地であっても有効な設備なのですね。
また雪という条件を考えても、モジュール上は滑って落雪しやすくなっているので、ずっとモジュール上に積雪し続けるわけではありません。降雪期間の曇天は発電量に影響しますが、積雪自体はさほど影響しないと考えて良いようです。
それに年間ベースで、いかに冬期間以外の時期に効率的に発電や売電ができるかが、多雪地域での太陽光発電運用のカギとなるわけです。多雪地域では、売電単価の高いオール電化と組み合わせることで、低ランニングコスト住宅を計画する方が多いのですが、オール電化が普及したことで、ソーラー発電が不向きと特定出来る地域がどんどん少なくなってきているのが現状です。
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太陽光発電の設置価格は販売店によって大きく異なるのが現状です。
1社だけで設置を決めてしまうと、相場よりも高い費用がかかってしまったということにもなりかねません。見積もりの内容よっては、数十万円もの価格の差が開く場合もあります。
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